性格と特色
日本福音キリスト教会連合の性格と特色
日本福音キリスト教会連合の特色は、第一に、信仰告白に基づく結合であるということです。第二に、聖書の権威を全面的に受け入れる群れであるということです。信仰告白では、第一に「聖書は、旧新約66巻からなり、すべて神によって霊感された、誤りのない神のことばである。聖書は、神が救いについて啓示しようとされたすべてを含み、信仰と生活との唯一絶対の規範である。」とうたい、歴史的福音主義信仰の告白各項を記しています。
日本福音キリスト教会連合は、その名のように、福音主義に立つ教会の群れです。聖書を誤りない神の言葉として信頼し、これに服従します。歴史的プロテスタントの基本教理を堅持する立場を持っています。しかし、それと共に、広く福音的な教派、教会、諸団体と協力する開かれた群れです。欧米の無教派宣教団によって開拓形成された教会として、教派教会に比べて各個教会の自立性を重んじる特色をもっています。また欧米の無教派宣教団を生み出した敬虔主義的信仰を受け継ぐ教会としての特色を持っています。
規約前文の「普遍的なキリストのからだに属している諸教会が、キリストにあって一つとされている事実を、地上で具体的に表現していくことは、主のみこころである。」という精神の中に、教会連合の教会観の基本的理念・性格が表されています。
各個教会の自主・自立性
それぞれの教会は、主のからだなる教会として、自主、自立した教会です。そして、そこで形成されていく交わりのあり方は、この主にあって自立した教会として、互いに尊重し合い、受け入れ合い、協力と交わりを通して、成長していくものとされていくことが共通の願いです。
全体としての一体性
各個教会が、自主自立した存在であると同時に、各個教会は、キリストにある公同の教会に属しています。ですから、各個教会は、公同の教会の一部として、その目に見える実現に向けて具体的な努力をして行くことが求められています。
地域性の重視
教会連合には「全国組織」と「地方組織」とがありますが、基本的な考え方としてあるのは、地域性の重視ということです。これは全国組織の運営に、経済的、人的面などで比重をかけすぎないで、それぞれの地域での交わり、活動、協力を重視していこうということです。互いの地域性を尊重し合う中で、全国的な組織や活動は、それらの地域の交わりを支えていくものとして位置づけられています。
日本福音キリスト教会連合の群れ全体の協力
教会連合の諸教会の真の自立は、外に与え、積極的に協力することのできる成熟を含みます。従って、日本福音キリスト教会連合の群れ全体がビジョンをもって、全日本の宣教、全世界の宣教のために祈りを共にし、力を合わせて行こうとしています。
SLOTとの協力
教会連合の多くの教会を生み出したこれまでの各宣教団・SLOT(センド、リーベンゼラ、OMF、TEAM)とのパートナーシップ(「SLOT連絡委員会」)をさらに充実させ、国内外に向かって福音宣教の前進とキリストのからだを建て上げるとの使命の達成を目指します。
日本、アジア、世界の諸教会との協力
私たち日本福音キリスト教会連合は、広く、日本の福音主義に立つ諸教会、諸団体と共に手を取り合って、祖国のリバイバルのため、また世界宣教の使命達成のため励んでいきたく願っています。このように教会連合外においても日本、アジア、世界の広がりの中で福音信仰に立った交わりを育て、福音宣教に協力し、直面する諸問題に共通して当たることを目指しています。
日本福音キリスト教会連合発行「クリスチャン・ハンドブック」より